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マインド 資格 起業

「起業に資格は必要か?」。起業に本質的に必要なものとは?

投稿日:2017年11月15日

 

「資格がないから、起業できない。。。」

 

そう思ったことはありませんか?

 

僕も昔はそう思っていました。

「独立」と聞くと、医者、歯医者、弁護士、税理士、美容師などの
資格が必要な職業が真っ先に思い浮かびました。

これらの職業はその資格を持っていなければ行えない専門性の高い
「独占業務」を持っています。

そのため、資格さえ取れればあとは独占業務をやるだけで生計が成り立つ、
というイメージです。

 

確かに、独占業務のおかげで、
誰でも参入できる小売業などに比べて競争が少ないので、
起業するにあたっては、有利な業種であるとは思います。

しかし、それはあくまでも起業を有利にするものであって、
起業に必要不可欠な要素ではありません。

 

以下では、この問題に対する回答として、
起業において本質的に必要な要素を考察していきたいと思います。

 

結論

 

起業において本質的に必要な要素は、
「お客さんが価値を感じるものを提供する事」
である。

より具体的に言うと、
「お客さんとの対話などを通じてお客さんが悩んでいること・求めているものを察し、それらを解消するものや満たすものを提供する事」
である。

そうすると、医者や弁護士などの独占業務による価値提供を行うために資格が必要な場合を除き、
起業に資格は必ずしも必要ではないことがわかります。

むしろ、
お客さんの悩みや求めるものを察し、それらを解消するものや満たすものを提供するための知識やスキル

そして、
それらをビジネスとして成り立たせるためのビジネスロジックの理解
が必要となります。

 

以下、参考にしてみてください。

 

起業において本質的に必要なもの。ビジネスとは何なのか?

 

ビジネスとは価値交換のプロセスである。

すなわち、
一方が商品やサービスなどの価値を提供し、
他方がそれらの対価としてお金を支払う、
という一連の手順であると考えられます。
(お金が存在しなかった時代は、物々交換を行っていました。)

 

そして、
商品やサービスを提供する側を「事業者」、
その対価としてお金を支払う側を「消費者」
などと言ったりします。

起業するということは、
「消費者」に対して商品やサービスなどの価値を提供する「事業者」になる、
ということです。

そうすると、起業において本質的に必要なものは、
「価値提供」と考えることができますよね。

 

では、「価値」とは何でしょうか?

 

それは、自分にとって

・希少なもの(=簡単に手に入らないもの)
・メリットがあるもの(=悩みや不安を解消してくれるもの、欲求を満たしてくれるもの)

などが当てはまると思います。

 

具体的には、

・持病を治す薬
・美味しい食べ物
・異性を惹きつけるお洒落な服
・子供が欲しがっているおもちゃや子供の将来に役立つ習い事
・趣味仲間に自慢できるレア物コレクション
・高級車やマイホーム
・etc…

たくさん思いつきますよね。

 

でも、ここで注意しなければならないのは、「何に価値を感じるかはその人次第」ということです。

僕は現在、持病はありませんので持病を治す薬に価値を感じていませんが、美味しいものは食べたいですし、子供がいるので子供が喜ぶことや子供の将来に役立つ習い事などには価値を感じます。

 

あなたはどうでしょうか?

 

上で例示したもの以外にもあなたが個人的に価値を感じることはたくさんあると思います。
(時間があれば一度紙に書き出してみてください。自分の知らなかった一面を認識できるかもしれません。)

 

そう、人が価値を感じるものは人それぞれ違うのです。

 

そうすると、「価値提供」とは、「お客さんが価値を感じるものを提供する事」と解釈することできます。

より具体的に言うと、「お客さんとの対話などを通じてお客さんが悩んでいること・求めているものを察し、それらを解消するものや満たすものを提供する」、ということです。

 

この意味での「価値提供」において、「起業に資格は必要か?」と問われると、「必要ないよ。」と返答できると思います。

 

資格が必要とされるとき

 

では、資格はどんなときに必要とされるのでしょうか?

 

これは答えは明確で、「医者や弁護士などのように法律の規制で独占業務が定められおり、価値提供するために資格が必要不可欠なとき」に限られます。

 

あとは、「専門家としての権威を示すため」というものが考えられます。

これは例えば、

・簿記一級などの経理系資格
・応用情報技術者などのIT系資格
・英検1級などの語学系資格
・etc…

これらの資格は持っていなければ業務を行えないものではなく、その分野の専門知識を有しているというシンボルのような役割をはたすものだと考えられます。

こういった資格は、お客さんからの信頼を得るためには非常に有効なものなので、取得することで起業が有利になるのであれば、積極的に取得するべきだと思います。
(逆に、目的も無いのに資格を取得することは、時間の無駄になるのでおすすめしません。)

 

以上をまとめると、

・起業において本質的に必要な要素は、「お客さんが価値を感じるものを提供する事」である

・その前提に立つと、資格が必要不可欠な独占業務を行う場合を除き、起業に資格は必ずしも必要ではない

・資格よりもむしろ、お客さんの悩みや求めるものを察し、それらを解消するものや満たすものを提供するための知識やスキル、そして、それらをビジネスとして成り立たせるためのビジネスロジックの理解が必要となる

となります。

 

それでは今日はこの辺で!

最後までお読み頂きありがとうございました!

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ブログ著者:Gou

既婚、2人の男児の父。
ゴルフと子供達と遊ぶのが大好きな35歳。

国立大学大学院を修了し、大手インフラ企業に就職したものの、年功序列・過当な出世競争・無意味な強制参加の飲み会、、、そして何より、自分の10年後・20年後のポジションにいる上司の姿に絶望して起業を決意。

とは言え、資金もスキルも人脈もなく、ビジネスに関してはズブの素人であるただのサラリーマンがいきなり起業できるわけもなく、ひとまず在宅でできるビジネスに挑戦することに。。。

悪戦苦闘の末、アパレルのインターネット販売と独自で運営するWEBメディアからの広告収入により年収300万円アップに成功。

現在は、上記事業から得られたスキルと収入をベースに、さらなる事業の拡大に取り組んでいます。

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